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飛ぶ鳥跡を濁さず。お金のこともすっきりと

相続…というと多くの人が、「それはたくさんお金を持っている人が気にすること」と思いがちです。しかし、引継ぐ遺産の種類は複数有り、土地、建物、現預金だけではなく、貸金や売掛金などの債権も相続の対象となるため、持ち家に住んでいる人は家の資産価値を気にしておく必要があります。
そして、相続はプラスの財産とは限らず、借金や損害賠償債務といったマイナス財産も相続されるため、一般のサラリーマンとして生活している人でも、いざ相続の話になると大変複雑な手続きをすることになります。

一般的に相続の仕組みは民法で定められており、法律に従って遺産を分配することになりますが、遺言相続といわれる方法で分配することも可能です。遺言相続とは、相続をする人が自分自身が亡くなった後に財産の行方を決めることです。

当たり前の方法で分けてくれれば…と思っていた人でも、最近では自分の意思を明確にするために遺言書を作成する人が増えています。
例えば、先妻との間に子供がいて後妻と結婚している場合、亡き長男の妻にも財産を分けてあげたい、孫にも財産を分けたい、法定相続人がいないので世話になった人に財産を渡したい…
などといったときにも、遺言しておけば可能なケースがあります。

大切な家族や子供達、お世話になった人達が財産のことでもめないためにも、正しい方法で遺言を残しておくと、自分が亡くなった後も安心ですね。

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