未経験からのハイヤー運転手への転職

タクシードライバーに転職する時に想像しがちなのは流しのタクシーですが、タクシードライバーは他にも旅行者に観光地をコース案内したり、自分のおすすめコースをつくって案内することも出来ます。また、ハイヤーとして活躍することもできる業界です。

ハイヤーとは、お客様の申し込みによって乗せる貸し切りのタクシーのことです。タクシー運転手なので地理を覚えることはもちろんですが、貸切ということはご案内する時間も長くなりがちなので、特に接客力を必要とされます。流しのタクシーのようにほとんど話さないことは通用しないでしょう。

ハイヤー未経験のドライバー、もしくは業界自体未経験の人がハイヤーになるためには、まずはハイヤーの仕事を行なっている会社の求人情報に応募することから始めます。実はハイヤー業界は人材が不足しており、ちゃんとした接客力のある人の採用に積極的です。人材不足には、応募者が少ないことが考えられますが、ハイヤーの場合は、しっかりとした対応が必要なため、会社が求めるスキルを持つ人が応募してこないことが理由で、採用に至らないケースもあります。

それでもハイヤーの運転手は未経験でもなれるのかということを考えると、採用されることがあります。接客力とサービス力、おもてなしの心を持つ方であれば、未経験でも採用される可能性は高くなります。ハイヤーはリピートしてもらうことも大切ですので、丁寧に目的地までお客様を案内することで、また利用してもらえるドライバーになれます。
接客業をしてきた方であれば、コツを掴みやすいかもしれませんね。