高圧電力の基本料金を下げたい方へ。デマンドコントローラーの導入をご検討ください
事業を行なっている方、病院や福祉施設、ホテル、学校など、高圧電力を使用している皆さん、月々の光熱費がもう少し安かったら…とお悩みではありませんか?「デマンドコントローラー」を使用すれば高圧電力の基本料金が下げられます。「デマンドコントローラー」って何?と思いますよね。「デマンド=需要」をコントロールする?
デマンドコントローラーを知る前に、まずは高圧電気料金の電気料金を決定する仕組みを知っておくと分かりやすいです。高圧電気の基本料金計算の元となる「契約電力」は、当月を含む過去1年間で記録された最大デマンド値(kW)で決定します。契約電力が更新されると、その後の1年間はどんなに努力して電力量を抑えても契約電力を下げることはできません。過去の実績で今後1年の契約電力が決まってしまう仕組みです。夏のエアコンなどで、たった一ヶ月間だけたくさんの電気を使っただけでも、今後は高い料金を支払うことになるのです。
そこで、デマンドコントローラーの導入がおすすめです。デマンドコントローラーは「デマンド監視システム」によって計測された最大需要電力(デマンド値)が、設定した目標値を越える可能性がある時に、空調機器などの負荷設備を自動制御して、デマンド値を抑制してくれます。すなわち上限値を自分で決めておけるということです。
実は、各電力会社もデマンドコントローラーの導入を勧めています。お客さんが電気を使ってくれるほど儲かる電力会社がどうして電気料金を抑えるシステムを勧めるのか疑問ですね。
電力会社は基本的に、年間で僅かな時間しか占めない最大デマンド値を抑えたいと考えています。最大値で価格を決定すれば、お客さんが自ら最大デマンド値を抑えようと努力してくれると期待しています。そこでデマンドコントローラーの導入を推奨し、導入の翌月から基本料金が削減できるなどの特典を設けているのです。
高圧電力を安くするデマンドコントローラーは、ネオ・コーポレーションの公式サイトが分かりやすいです。